【お役立ち情報】＜2023年3月最新＞有効求人倍率について
今回は採用活動におけるお役立ち情報として
最新の有効求人倍率データをお届けします。
（※2023年3月公開/2023年1月分データ）
コロナ禍の影響がまだ続く状況の中で
例年通りとはならない場合も考えられますが
採用計画の参考になりましたら幸いです。
有効求人倍率とは、厚生労働省が毎月算出し、発表している
「仕事の数(有効求人数)」を「仕事をしたい人の数(有効求職者数)」で割った数値。
言い換えれば、【求職者1人当たりに対して、何件の求人があるのか】を示すものです。
有効求人倍率の「1」を基準にして、
1より大きくなるほど求人数（仕事の数）が多く、
働き手が足りない「売り手市場」、
1より小さくなるほど求職者（仕事をしたい人の数）が多く、
仕事探しが難しい「買い手市場」になります。
…ちなみに、
2008年に起こったリーマンショック直後の数値は「0.4」倍、
バブル期のピークだった1990年7月の有効求人倍率は「1.46」倍でした。
このように、有効求人倍率の数値から
国内の景気状況を読み取ることができるため
景気判断を行う際の代表的な指標とされています。
前月より0.01ポイント下回って2年5ヶ月ぶりに減少となりました。
新規求人倍率（季節調整値）は2.38倍となり、前月同水準。
正社員有効求人倍率（季節調整値）は1.03倍となり、
前月を0.01ポイント下回りました。
＊1月の有効求人（季節調整値）は前月に比べ0.1％減となり、
有効求職者（同）は0.6％増となりました。
＊1月の新規求人（原数値）は
前年同月と比較すると4.2％増となりました。
企業からの求人数が前月から0.1％減った一方で、
仕事を求める人の数が0.6％増えています。
求人の水準は大きく変わらないものの、
より良い待遇を求めて求職活動をする人が増えたことで
求人数よりも求職者数の上昇が上回ったと考えられます。
・全国計1.35倍(-0.01)
・千葉県1.21倍(同水準)
・東京都1.17倍(同水準)
2023年1月の有効求人倍率は1.35倍と
前月より0.01ポイント低下しました。
3年前の8月以降、増加傾向が続いていた有効求人倍率ですが、
2年5ヶ月ぶりに減少に転じました。
千葉県、東京都は前月と同水準となり、
求人倍率が一番高いのは福井県で2.00倍、
一番低いのは神奈川県1.09倍となりました。
※出典：厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年1月分)
※令和4年12月以前の数値は新季節指数により改定されています。
・宿泊業、飲食サービス業（27.0％↑）
・運輸業、郵便業（4.0％↑）
・卸売業、小売業（3.8％↑）
【減少】
・情報通信業（7.3％↑）
・建設業（5.4%↓）
・製造業（4.0％↓）
厚生労働省は
「求人の水準自体に大きな変化はないものの、コロナ禍からの経済の回復でよりよい職場や待遇を求めて求職活動をする人が増えていることが求人倍率の減少に影響したと見られる。原材料価格の高騰で建設業や製造業など一部の業種では利益を出しづらく求人を減らす動きも出ていて、今後の動向に注意する必要がある」
としています。
※出典：全国求人情報協会
求職活動が活発になることが予想されます。
今後の採用計画や、求人の見直しなど
気になる点やご不明点などございましたら、
お気軽にご相談・お問い合わせください。
まずは「お問い合わせフォーム」より、
最新の有効求人倍率データをお届けします。
（※2023年3月公開/2023年1月分データ）
コロナ禍の影響がまだ続く状況の中で
例年通りとはならない場合も考えられますが
採用計画の参考になりましたら幸いです。
有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、厚生労働省が毎月算出し、発表している
「仕事の数(有効求人数)」を「仕事をしたい人の数(有効求職者数)」で割った数値。
言い換えれば、【求職者1人当たりに対して、何件の求人があるのか】を示すものです。
有効求人倍率が高い/低いとどうなる？
有効求人倍率の「1」を基準にして、
1より大きくなるほど求人数（仕事の数）が多く、
働き手が足りない「売り手市場」、
1より小さくなるほど求職者（仕事をしたい人の数）が多く、
仕事探しが難しい「買い手市場」になります。
…ちなみに、
2008年に起こったリーマンショック直後の数値は「0.4」倍、
バブル期のピークだった1990年7月の有効求人倍率は「1.46」倍でした。
このように、有効求人倍率の数値から
国内の景気状況を読み取ることができるため
景気判断を行う際の代表的な指標とされています。
最新！有効求人倍率
■2023年1月有効求人倍率データ（※2023年3月3日 厚生労働省発表）
有効求人倍率（季節調整値）は1.35倍となり、前月より0.01ポイント下回って2年5ヶ月ぶりに減少となりました。
新規求人倍率（季節調整値）は2.38倍となり、前月同水準。
正社員有効求人倍率（季節調整値）は1.03倍となり、
前月を0.01ポイント下回りました。
＊1月の有効求人（季節調整値）は前月に比べ0.1％減となり、
有効求職者（同）は0.6％増となりました。
＊1月の新規求人（原数値）は
前年同月と比較すると4.2％増となりました。
企業からの求人数が前月から0.1％減った一方で、
仕事を求める人の数が0.6％増えています。
求人の水準は大きく変わらないものの、
より良い待遇を求めて求職活動をする人が増えたことで
求人数よりも求職者数の上昇が上回ったと考えられます。
■全国都道府県別・有効求人倍率
・全国計1.35倍(-0.01)
・千葉県1.21倍(同水準)
・東京都1.17倍(同水準)
2023年1月の有効求人倍率は1.35倍と
前月より0.01ポイント低下しました。
3年前の8月以降、増加傾向が続いていた有効求人倍率ですが、
2年5ヶ月ぶりに減少に転じました。
千葉県、東京都は前月と同水準となり、
求人倍率が一番高いのは福井県で2.00倍、
一番低いのは神奈川県1.09倍となりました。
※出典：厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年1月分)
※令和4年12月以前の数値は新季節指数により改定されています。
■産業別
【増加】・宿泊業、飲食サービス業（27.0％↑）
・運輸業、郵便業（4.0％↑）
・卸売業、小売業（3.8％↑）
【減少】
・情報通信業（7.3％↑）
・建設業（5.4%↓）
・製造業（4.0％↓）
厚生労働省は
「求人の水準自体に大きな変化はないものの、コロナ禍からの経済の回復でよりよい職場や待遇を求めて求職活動をする人が増えていることが求人倍率の減少に影響したと見られる。原材料価格の高騰で建設業や製造業など一部の業種では利益を出しづらく求人を減らす動きも出ていて、今後の動向に注意する必要がある」
としています。
求人広告掲載件数〔集計結果〕
1月の職種分類別件数は、
全体で1,290,759件、前年同月比は+17.3%となりました。
＜主要職種＞
・販売（販売）219,230件（+21.0%）
・運搬、清掃、包装等 149,386件（+15.8%）
・サービス（給仕）145,919件（+9.3%）
・サービス（調理）117,438件（+16.7%）
・事務 109,764件（+27.2%）
＜雇用形態別件数＞
全体：1,058,723件（+13.9%）
正社員：226,238件（+13.8%）
アルバイト・パート：768,517件（+13.0%）
契約社員他：63,968件（+26.1%）
※出典：全国求人情報協会
まとめ
物価高を背景に、さらにより良い待遇を求めた求職活動が活発になることが予想されます。
今後の採用計画や、求人の見直しなど
気になる点やご不明点などございましたら、
お気軽にご相談・お問い合わせください。
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