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【お役立ち情報】<2023年7月分>有効求人倍率&求人掲載件数について │ ベストレ

作成者: Admin|23/09/15 4:10
 
今回は採用活動におけるお役立ち情報として
最新の有効求人倍率データをお届けします。
(※2023年8月29日公開/2023年7月分データ)



有効求人倍率とは


有効求人倍率とは、厚生労働省が毎月算出し、発表している
「仕事の数(有効求人数)」を「仕事をしたい人の数(有効求職者数)」で割った数値。
言い換えれば、【求職者1人当たりに対して、何件の求人があるのか】を示すものです。



有効求人倍率が高い/低いとどうなる?


有効求人倍率の「1」を基準にして、

1より大きくなるほど求人数(仕事の数)が多く、
働き手が足りない「売り手市場」

1より小さくなるほど求職者(仕事をしたい人の数)が多く、
仕事探しが難しい「買い手市場」になります。

…ちなみに、
2008年に起こったリーマンショック直後の数値は「0.4」倍、
バブル期のピークだった1990年7月の有効求人倍率は「1.46」倍でした。

このように、有効求人倍率の数値から
国内の景気状況を読み取ることができるため
景気判断を行う際の代表的な指標とされています。


最新!有効求人倍率



■2023年7月有効求人倍率データ(※2023年8月29日 厚生労働省発表)

有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍となり、
前月に比べて0.01ポイント低下。

新規求人倍率(季節調整値)は2.27倍となり、
前月より0.05ポイント低下。

正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.02倍となり、
前月から0.01ポイント低下。


*7月の有効求人(季節調整値)は
 前月に比べ0.0%増となり、

 有効求職者(同)は0.9%増となりました。

*7月の新規求人(原数値)は
 前年同月と比較すると2.5%減となりました。



■全国都道府県別・有効求人倍率

・全国計 1.29倍 (-0.01)
・千葉県1.21倍(-0.01)
・東京都1.18倍(0.00)

2023年7月の有効求人倍率は1.29倍と
前月に比べて0.01%減少しました。

千葉県は前月と比べて0.01ポイント減少し、
東京都は同水準となりました。
求人倍率が一番高いのは福井県で1.90倍、
一番低いのは神奈川県0.92倍となりました。 

※出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和5年7月分)



■産業別

【増加】
・情報通信業(5.2%↑)
・宿泊業、飲食サービス業(2.1%↑)
・学術研究、専門・技術サービス業(0.3%↑)

【減少】
・製造業(11.4%↓)
・建設業(8.0%↓)
・生活関連サービス業、娯楽業(3.4%↓)



求人広告掲載件数〔集計結果〕


7月の職種分類別件数は、
全体で1,480,135、前年同月比は+20.7%となりました。


<主要職種>
・販売(販売)247,356件(+20.2%)

・運搬・清掃・包装等 168,489件(+18.6%)
・サービス(給仕)167,858件(+10.4%)
・生産工程 166,692件(+65.2%)
・サービス(調理)138,393件(+19.8%)


<雇用形態別件数>
全体で 1,202,263件(+18.6%)
正社員 263,655件(+30.4%)
アルバイト・パート 867,063件(+14.5%)
契約社員他 71,525件(+30.7%)

 

 

※出典:全国求人情報協会




まとめ

物価高を背景に、さらにより良い待遇を求めた
求職活動が活発になることが予想されます。

今後の採用計画や、求人の見直しなど
気になる点やご不明点などございましたら、
お気軽にご相談・お問い合わせください。



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