ベストレ|経営者・人事担当者のための採用ノウハウメディア

【お役立ち情報】2026年4月28日更新<2026年3月分>有効求人倍率 │ ベストレ

作成者: Admin|26/05/22 5:59
 

今回は、採用活動に役立つ最新情報として
2026年3月の有効求人倍率データをご紹介します。
(※2026年4月28日 厚生労働省発表)

現在も全国的に人手不足が続いていますが、
一方で一部業界では求人を抑える動きも見られ、
採用市場には変化が出始めています。

「最近応募が集まりにくい…」
「採用条件は見直すべき?」

そんな採用市場の変化を把握するうえで、
有効求人倍率は重要な指標のひとつです。

本記事では、

  • 有効求人倍率とは?
  • 数値が高い・低いとどうなる?
  • 2026年3月最新データ
  • 採用市場への影響

について、わかりやすく解説します。

 


有効求人倍率とは

有効求人倍率は、厚生労働省が毎月発表している指標で、

「求職者1人に対して、何件の求人があるか」

を示す指標です。

計算式は

 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数 

例えば「1.18倍」の場合、

👉 求職者1人に対して、1.18件の求人がある

という意味になります。

倍率が高いほど、
企業間での採用競争が激しい状態といえます。



数値が高い/低いとどうなる?


1倍を超える → 売り手市場

求人の数が求職者数を上回っている状態です。

企業側は、

  • 応募が集まりにくい
  • 採用コストが上がる
  • 給与・待遇競争が起きやすい

といった影響を受けやすくなります。

現在の日本は、依然としてこの「売り手市場」が続いています。

1倍を下回る → 買い手市場

求職者数のほうが多い状態です。

企業にとっては採用しやすくなりますが、
求職者側は仕事探しが難しくなる傾向があります。

過去の推移

📌 リーマンショック直後(2009年)
→ 約0.4倍

📌 バブル期ピーク(1990年)
→ 1.46倍

このように、有効求人倍率は
景気や雇用状況を読み解く代表的な指標として活用されています。




最新データ(2026年3月分)

 (※2026年4月28日 厚生労働省発表) 

全体データ

項目 数値 前月比
有効求人倍率 1.18倍 -0.01
新規求人倍率 2.15倍 +0.05
正社員有効求人倍率 0.99倍 ±0.00

2026年3月の有効求人倍率は1.18倍となり、
前月から0.01ポイント低下しました。

ただし、依然として1倍を上回っており、
採用市場は引き続き「売り手市場」といえます。


【千葉県は?】

・千葉県:1.26倍(前月比0.00)
・全国平均:1.18倍
東京都:1.08倍

※出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和8年3月分)

 

業種別の動向

求人が増加した業種

  • サービス業(他に分類されないもの)(+3.1%)
  • 製造業(+2.0%)
  • 建設業(+0.1%)

建設・製造業では慢性的な人手不足を背景に、
引き続き採用需要が高い状況が続いています。


求人が減少した業種

  • 情報通信業(-15.8%)
  • 卸売・小売業(-6.5%)
  • 宿泊・飲食サービス業(-6.4%)

特に情報通信業は大幅な減少となり、
業界によって採用動向に差が見られます。

地域別の有効求人倍率

<就業地別>

  • 最高:福井県(1.74倍)
  • 最低:大阪府(0.96倍)

<受理地別>

  • 最高:東京都・福井県(1.74倍)
  • 最低:神奈川県(0.83倍)

地域によって採用難易度に差があることも分かります。

採用市場への影響

有効求人倍率はやや低下したものの、
依然として企業側の人材確保は簡単ではありません。

特に近年は、

・物価高
賃上げ
働き方重視

といった背景から

求職者が「より良い待遇」を求める傾向が強まっています。


そのため企業側には、

  • 給与条件の見直し
  • 福利厚生の強化
  • 採用スピード改善
  • 求人原稿の差別化

などが求められています。

現在は、

「求人を出せば応募が来る」

という時代ではなく、
“選ばれる求人”づくりが重要になっています。



まとめ

2026年3月の有効求人倍率は1.18倍となり、
前月よりやや低下したものの、
依然として売り手市場が続いています。

特に、

  • 建設
  • 製造
  • サービス業

などでは人材不足が続いており、
今後も採用競争が続く可能性があります。

採用成功のためには、

  • 市場相場に合った条件設定
  • ターゲットに合わせた求人訴求
  • スピーディーな応募対応

がますます重要になるでしょう。

採用市場の変化に合わせた求人改善や採用戦略について、
ぜひお気軽にご相談ください。