今回は採用活動におけるお役立ち情報として
最新の有効求人倍率データをお届けします。
(※2025年8月1日公開/2025年6月分データ)
目次
有効求人倍率は、厚生労働省が毎月発表している指標で、
「求職者1人に対して、求人が何件あるか」
を表したものです。
計算式は
有効求人倍率 = 求人数 ÷ 求職者数
たとえば倍率が 1.2倍 なら、
「1人の求職者に対して1.2件の求人がある」=人材不足ぎみ
という意味になります。
1を超える → 求人が多い=人手不足(売り手市場)
1を下回る → 求職者が多い=仕事探しが厳しい(買い手市場)
📌 参考:
・リーマンショック直後(2009年) → 0.4倍(仕事探しが非常に厳しい)
・バブル期ピーク(1990年) → 1.46倍(採用が難しい状況)
・新規求人倍率:2.18倍(前月+0.04)
・正社員有効求人倍率:1.02倍(前月-0.02)
6月の有効求人倍率は前月よりやや低下しましたが、
依然として 1倍を上回り「売り手市場」 が続いています。
特に「情報通信」「建設」などは求人が増加
一方で「小売・サービス」業種では減少傾向
物価高の影響もあり、求職者はより良い待遇を求めて
転職活動を活発化させています。
💡 採用ご担当者様へのポイント
■今後も「人材の取り合い」は続く可能性大!
■求人条件・待遇の見直しや、採用計画の再確認が必要です。
採用戦略に関するご相談や求人見直しについては、
ぜひお気軽にお問い合わせください。