採用トレンド 【お役立ち情報】2025年8月1日更新<2025年6月分>有効求人倍率 投稿日:2025/08/18 更新日:2025/08/18 千葉県 求職者動向 求人動向 採用トレンド 有効求人倍率 LINEで送る Tweet て 今回は採用活動におけるお役立ち情報として 最新の有効求人倍率データをお届けします。(※2025年8月1日公開/2025年6月分データ) 目次 有効求人倍率とは? 数値が高い/低いとどうなる? 最新データ(2025年6月分) 採用への影響まとめ 有効求人倍率とは 有効求人倍率は、厚生労働省が毎月発表している指標で、 「求職者1人に対して、求人が何件あるか」 を表したものです。 計算式は 有効求人倍率 = 求人数 ÷ 求職者数 たとえば倍率が 1.2倍 なら、「1人の求職者に対して1.2件の求人がある」=人材不足ぎみという意味になります。 数値が高い/低いとどうなる? 1を超える → 求人が多い=人手不足(売り手市場) 1を下回る → 求職者が多い=仕事探しが厳しい(買い手市場) 📌 参考:・リーマンショック直後(2009年) → 0.4倍(仕事探しが非常に厳しい)・バブル期ピーク(1990年) → 1.46倍(採用が難しい状況) このように、有効求人倍率の数値から 国内の景気状況を読み取ることができるため 景気判断を行う際の代表的な指標とされています。 最新データ(2025年6月分) (※2025年8月1日 厚労省発表)【全体】・有効求人倍率(季節調整値):1.22倍(前月-0.02) ・新規求人倍率:2.18倍(前月+0.04)・正社員有効求人倍率:1.02倍(前月-0.02) 【産業別の動き】・増加→ 情報通信業(+5.2%) / 学術研究・専門サービス(+1.8%) / 建設業(+1.4%)・減少→ 卸売・小売(-11.7%) / 生活関連サービス・娯楽(-9.1%) / 教育・学習支援(-2.4%) 【地域別(就業地ベース)】・全国平均:1.22倍・千葉県:1.23倍(前月-0.04)・東京都:1.09倍(前月-0.03)-----------------------------------・最高:福井県 1.84倍・最低:大阪府 1.04倍 ※出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和7年6月分) まとめ 6月の有効求人倍率は前月よりやや低下しましたが、依然として 1倍を上回り「売り手市場」 が続いています。 特に「情報通信」「建設」などは求人が増加 一方で「小売・サービス」業種では減少傾向 物価高の影響もあり、求職者はより良い待遇を求めて転職活動を活発化させています。 💡 採用ご担当者様へのポイント ■今後も「人材の取り合い」は続く可能性大!■求人条件・待遇の見直しや、採用計画の再確認が必要です。 採用戦略に関するご相談や求人見直しについては、ぜひお気軽にお問い合わせください。