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Z世代と話す前に知っておきたい「就活・転職ワード」辞典|会話が噛み合わない理由とは?

作成者: Admin|25/07/31 0:27

 

「“ガクチカ”って…何の略?」
「“やりがい搾取”って、どういう意味?」
採用面接やカジュアル面談の場で、
若手求職者が使う言葉に戸惑ったことはありませんか?

実は、Z世代(1990年代後半~2010年生まれ)は、
就活・転職に関して独自のスラングや略語を使うことがあります。
その背景には、彼らなりの“価値観”や“職場観”が反映されています。

今回は、若手が使いがちな就活・転職ワードの意味と背景を解説します。
言葉を理解することで、ミスマッチの防止や、
求人・面接での印象アップにもつながります!

 

✅ よく使われる就活・転職ワード集

■ ガクチカ

=「学生時代に力を入れたこと」(ガクセイジダイ ニ チカラ ヲ イレタ コト)

エントリーシートや面接で定番の質問項目。
Z世代にとっては「自己PRの基本型」として定着しています。
「特別な成果」よりも、「どんな工夫をしたか」「何を学んだか」が重視される傾向に。

■ オワハラ

=「就活終われハラスメント」

企業側が内定後に、「もう他社を受けるのはやめて」とプレッシャーをかける行為。
学生側は「選択の自由を奪われた」と感じることがあり、SNSで話題になるケースも。

📌 面接官・採用担当者が軽く言ったつもりでも、ハラスメントと受け取られる可能性あり。

■ ホワイト志向

=「働きやすさ・人間関係重視の職場選び」

Z世代は「給料よりも、ストレスが少ない・安心して働ける職場」を選ぶ傾向が強く、
会社の“中の雰囲気”や“制度の整備状況”に敏感です。

✅ 口コミ・SNSで「人間関係が良い」「残業少なめ」「融通が利く」などの情報をチェックしてから応募する人も多いです。

■ やりがい搾取

=「情熱や使命感につけこんで、低賃金・長時間労働を強いること」

「やりがいのある仕事です」だけを強調すると、「報酬が低くて搾取されるのでは?」と不安に思われる可能性も。

💡 「やりがい」だけでなく、「正当な評価」「成果が報われる仕組み」も併せて伝えることが大切。

■ 即レス文化・即フィードバック文化

Z世代はLINE・SNSネイティブ。
「連絡=即レスが当たり前」「反応がない=興味がない」と捉える傾向があります。

📌 企業からの返信が2日遅れるだけで「選考遅い」「対応悪い」と思われてしまうことも…。
迅速な連絡と、選考状況の“こまめな共有”が信頼につながります。

 

 言葉の背景にある“価値観”を理解しよう

若手求職者が使う言葉には、彼らなりの働き方への期待や不安が表れています。
ただ流行に乗るのではなく、その背景にある価値観や時代感覚を汲み取ることが、
良い採用コミュニケーションの第一歩。

とはいえ、
「どこをどう直せば若手に響くのかわからない…」
「求人文、これでいいのかな?」

そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

ベストマッチでは、求人媒体のご提案にとどまらず、
採用成功につながるトータルサポート
を行っています。

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